今回の家づくりの要望書を書き出してみました。
要望書
工務店の自社大工であること
どんな人が建てるのかは知っておきたかったので、自社大工さんがいる工務店にしようと思いました。
でも専門知識を持たない者からすると「じゃあ良い家を造ってくれる大工さんってどうやって探せばいいのか?」と、スタートラインで行き詰まる。そもそもどんな施工をしていれば良い家なのかも判断がつかないです。
人が造るものなのだから完璧な物などないはずで、じゃあどこまでがOKでどこまでがNGなのか。その線引きも難しくて。そのために現場監督とか第三者機関があるのだろうけど、「果たしてそこも信頼できるのか?」と考え出してしまって全てにおいて疑心暗鬼になってくるんですよね。
大工さんが良くても、基礎や外壁など他にもたくさんの施工業者さんが関わってくるので事前に全てを把握することはできないです。
信頼できる施工業者さんを探すのがホントに難しくて、正しい選び方は分からないのですが。
とりあえず、誠実で丁寧な社長と大工さんがいる工務店を信頼して任せることが良いのかなと思いました。
気密測定を実施していること
気密測定を実施している(C値、UA値を出している)ことも条件にしました。どんなに良い断熱材を使っていても、第一種換気であっても、気密がしっかりしていないとその力を発揮できないとのことで。
C値、UA値の数値にこだわるというより、そこまでやっている工務店の方が誠実で信頼できるかなと考えました。
第三種換気
高気密高断熱住宅は第一種換気であることが多い?と思うのですが、うちは第三種換気にしました。気密がしっかりとれていれば、第三種でも大丈夫と言っていた建築士さんがいたためです。
長く住んでみないと答えはでませんが、施工費やメンテナンス費、維持管理労力などのバランスを見て第三種を選びました。
内断熱+床下断熱+天井断熱
断熱方法は内・床下・天井断熱で。私が候補にしていた工務店は基礎内断熱が標準でしたが、変更してもらいました。
うちの省エネ地域区分や土地環境から考えて、外張り+基礎断熱までしなくてもいいかなと。コスト的にも。
耐震等級3(許容応力度計算)、断熱等級5以上
耐震等級3であることはもちろん、許容応力度計算も絶対条件で。許容応力度計算は外注となる場合もあるようです。
断熱等級は5以上であれば良いかなと思いました。数字ばかり気にしていたらコストオーバーになるし、難しいです。
パッシブデザイン
パッシブデザインを考えられる建築士さんがいいなと。数字も大切ですが、土地を活かした設計をしてもらいたかったためです。
無垢床、外壁はガルバリウム鋼板
無垢床であることも絶対条件でした。
外壁は塗り壁と迷いましたが、メンテナンスやコスト面を考えてガルバにしました。