こんにちは!ガネです!現在小さな平屋を建築中です。
高低差のある土地・・耳キーンなるわ!ではなくて、様々なデメリットがあるそうです。
しかしそんなことも深く考えず、安さに飛びついて買ってしまった我が家の土地・・高低差ありまくり。(笑)(というか、見学時は草ボーボーだったからここまで高低差があることに気付いていませんでした・・)
ちなみに、我が家の土地は堀車庫があるような何メートルもの高低差があるわけではないんです。だからこそ気付かなかったというか、地味~な高低差に地味に苦しんでいます。
そもそも高低差のある土地の何がダメなんだろう?
素人目からするとさっぱりチンプンカンプンなんですよね。
でもこれだけは言えます!
高低差のある土地は想像以上にお金がかかります・・!
様々なケースはあるのでしょうが、高低差の無い土地と比べると費用がかかるのは間違いないです。
では、我が家のケースを例にお話します。
高低差のある土地で大失敗!やめたほうがいい理由!
我が家が購入した土地はこんな感じです。随分昔に区画整理されていた造成済の土地。
この図で分かりますかね?(笑)傾斜地になっていて、道路と敷地に高低差があります。道路に接する面はコンクリートブロックで土留めされている状態です。
そしてお気付きでしょうか・・?(そこまで大げさなことではない)
我が家の土地の場合、向かって左手の面がコンクリートブロック5個分の高さになっているんです。1m弱かなぁ。腰より上の高さになるから、結構な高さ。
いや、見学した時に分かるだろ!って感じですよね。そうなんです、分かるんです。でも気付かなかったんです。(笑)敷地内や周辺に生い茂った草によって隠蔽されていました。(草のせいて)
では、この土地は一体どんなデメリットを抱えていたのでしょうか・・?
その1. 希望する配置では残土処理費が60万?!
不動産屋さんと初めてこの土地を見に行った時、「こんな配置にしたい!」とパッと思い浮かびました。
隣家との距離を広くとるために、駐車場を隣家側に配置しようと考えました。私はこの配置ありきでこの土地を選んだのです。
ところがどっこい。土地契約後、工務店の設計士さんと配置図の打ち合わせを進めていくうちにある指摘を受けました。
おわかりいただけただろうか・・。私が希望する配置では、駐車場にする面の土をごっそり削り取らなければならないのです・・。
「これ、残土処理費がえげつなくなりますよ」
・・・マシンガンのようにズバズバと打ち放ってくる営業さんのお言葉。(笑)
「しかも、削った面の土留めも必要になるからその分の費用がまたかかりますよ」
・・・恐怖の言葉に大量の冷や汗がタラリ。
「土は圧縮されているので、掘ると想像以上の量になるんですよ」
・・・
「『非効率的だし、現実的でないし、ココこそ節約すべき』と別の設計士も言っていたんですよ」
追い打ちを掛けられる。(笑)
ちなみに、残土処理費用の見立ては60万ぐらいだそうです(あくまでも予測ですが)。土を捨てるだけなのに60万って!土を欲する人もいれば、捨てたい人もいる・・フシギダネ・・。
妥協案
そこで以下のような配置を設計士さんから提案されました。
道路との高低差が少ない面を駐車場にして、残土処理費を浮かせる案です。これでも20万ぐらいかかるのですが・・。
ただ、気になるのは隣家との距離。せっかく見晴らしの良い田舎なのに、我が家が建つことになりお隣さんに申し訳ないという気持ちがありまして・・。
でもこの配置が一番現実的なのです。最終的に、建物を出来るだけ駐車場側に寄せることにして、この案を採用することにしました。
その2. 外構費が高くつく?!
高低差のある土地の問題その2・・外構費、高くなる~~。
実際はまだ外構計画を何も進めていない状態ではありますが、これまた覚悟が必要なのかなと考えています。駐車場から玄関までこれまた高低差があるので耳がキーンですよ。そう、アプローチをどうしましょうか?どうアプローチしていきましょうか。
元々の計画ではスロープにしたいと思っていたのですが、どんだけ距離必要なん。(笑)高低差があるがゆえに、ゆるやかな勾配のスロープにするためにはかなりの距離が必要になりますからね・・
おわり
我が家は傾斜地ゆえに豪雨の際も心配です。
「高低差のある土地はデメリットが多い!」というのは分かってはいるものの・・。
『早く買付けを入れなければいけない』という焦りや、『これ以上の土地は見つからないかもしれない』という切迫感・・様々なジレンマが出てくるので冷静に判断するのが難しいんですよね。
「出来るだけ高低差のある土地は選ばないようにしましょう!」なんて言える立場でもないし、キレイごとで締めくくるわけにもいかないし・・。(笑)
私もまだ住んでもいないから何とも言えないです!(笑)が、頑張りましょう。(結局雑に〆る)