こんにちは!がねです。
夫の手取り年収280万の我が家。紆余曲折ありマイホームを購入することになり、2019年末に無事完成しました。
家づくりで何が気になるって、やっぱりお金のこと。
『年収300万で家は買えるのか?』
『総費用って大体いくらぐらいになるのか?』
最後の最後までお金のことで頭がいっぱいでした。
私と同じように感じている方は多いのではないでしょうか。
ということで、我が家の場合一体どのくらいの費用がかかったのかご紹介したいと思います。
・・とは言え、うちは夫婦2人暮らしで、住まいは土地坪単価6万ほどの田舎にあります。あまり参考にならないような家族構成、住まい環境なのですが・・似たような状況の方にとって何か少しでもプラスになるような情報をお伝えできればと思います。
- 家族構成:夫婦+犬+猫2匹
- 住まい環境:土地坪単価の相場6万~7万の田舎
- 家スペック:20坪2LDK平屋の規格住宅
- 土地広さ:59坪
20坪2LDK平屋の総費用公開!諸費用や付帯工事費はいくらだった?
では、以下の項目に分けて費用をまとめたいと思います。
- 土地
- 建物
- 付帯工事費
- 諸費用
- その他
- 外構
ところで皆さん、「付帯工事や諸費用」って一体どんな項目が含まれているのかご存知でしょうか?(←私もあまり把握してない)この費用が想像以上に高くて、撃沈します。(笑)
ということで、記事後半では付帯工事や諸費用の中身についても触れていきますね。『土地や建物以外にもこういう費用がかかるんだ~』という感じでなんとなくイメージしていただければ幸いです。
総合計
さて、前置きが長くなりましてすみません。以下が我が家にかかった総費用になります。
- 土地:280万
- 建物:1356万
- 付帯工事:137万
- 諸費用:169万
- その他:157万
- 外構:294万 総合計(税込み):2,393万円
どうでしょう・・
20坪2LDKの平屋なのにこんなにかかるんだ・・というのが正直なところです。
土地と建物だけであれば1,630万ぐらいなんですが、付帯工事や諸費用が100万単位で発生しています。
では、付帯工事とか諸費用とかその他諸々の費用って一体どんな項目があるのでしょうか?ざっくりとした内訳をご紹介します。(税抜きの金額を書いています)
付帯工事
- 仮設費用(工事用電力・仮設トイレ等)・・350,000円
- 給排水工事費・・560,000円
- 地盤調査・補償費用・・65,000円
- 部品運搬費・・121,000円
- 現場管理費・・150,000円
建物に付帯して現場で発生する費用などがここにあたるようです。(※あくまでもうちの工務店で発生した項目と費用なので参考程度に留めてくださいm(__)mそして私は素人なので、この項目・費用が妥当なものなのかは分かりかねますのでご了承ください。)
ちなみに我が家の場合は幸いにも地盤改良無しで済みました。地盤改良工事が必要という結果が出ていたらここに更に100万ほどプラスされることになります。
諸費用
諸費用はかなり細かくなります・・
- 設計費用・・210,000円
- 住宅検査に関わる費用や申請手数料等・・185,000円
- 不動産仲介手数料・・142,000円
- 住宅ローン代行手数料(本来支払わなくてもいいものです)・・100,000円
- 固定資産税分担金・・6,000円
- 土地、ローン関係の印紙代・・31,000円
- 土地・建物の登記関係費用・・260,000円
- 保証会社手数料・・33,000円
- つなぎ融資費用・・130,000円
- 住宅ローン保証料・・300,000円
- 火災保険(10年一括)・・300,000円
ホントに細かい。(笑)
家を建てるためには本当に様々な業種・機関の方々が関わっていて、それだけ多くの費用が発生するわけですね。
ちなみに、登記は自分ですることも可能です。面倒ですがかなり節約出来ます。ただ、ハウスメーカーや工務店によっては嫌がられることが多いようです。うちの工務店でもNGでした。
その他
- 井戸掘削工事・・1,000,000円
- 土地の前面鋤取り工事・・200,000円
- カーテンレール、カーテン・・42,000円
- 照明・・147,000円
- エアコン工事(旧居からの取り外し、移設費用含む)・・56,000円
カーテンや照明、エアコン、テレビアンテナ工事の費用が発生することも忘れてはいけません。こういったものは建物の金額に含まれていない場合がほとんどです。
井戸掘削工事、土地の前面鋤取り工事は我が家の土地の関係上必要となったものです。『土地が安く買えたー!』と喜んでいたのも束の間・・安い土地であるが故のトラブルは多かったです。
外構工事費用
最後に、外構工事費用。これはホントにバカにならないです。我が家が依頼したのはたったこれだけなのに・・
- 目隠しフェンス約30m
- 門扉2カ所
- 庭の整地
- 既存ブロックの補修
- 雨水桝3カ所取り付け
これだけで134万円です。 うちは土地に難ありで、当初想定していた金額の倍になってしまいました。
追記・・1年後に2回目の外構工事をしまして、プラス約160万かかりました
<おわり>やっぱり自己資金は必要
家づくりがスタートする前、私は「2000万以内には収まるよね?」と考えていました。
工務店のホームページで20坪2LDKの規格住宅が1200万という広告を見ていたからです。
もし300万の土地を買えたら、諸費用込みでも1800万ぐらいで家を買えるかも・・!
と、ちょっぴり夢が膨らんでいました。
しかし現実は厳しかった。
1200万とは、税抜き価格。税込みになると1300万超えなわけです。。(笑)
想定外の費用が発生することを頭に入れておく
そして、家づくりがスタートすると想定外の費用が次々と発生します。
我が家も気付けば約2100万円。外構工事も含めると2200万越え。更に、新居で揃える家具家電やインテリア費用も発生するのです・・。
やっぱり自己資金は必要だと痛感しています。自分は絶対に金銭感覚を見失わない!と自信を持っていたのですが・・完全にマヒっています。(笑)
本当に必要なものを見極めること
必要不必要を見極めることは大前提。その上で、自分が『必要』と判断したのであれば後悔のないようにするべきですね。
そのためには貯蓄・自己資金が必要不可欠。
「お金はかかるけど、それでも家を買って良かった!!」と5年後・・10年後・・20年後もそう思っていられたら良いなと思います。