こんにちは!新築平屋を建築中のガネです!
この記事へ検索して来てくださった方、ありがとうございます。同じ年収300万円世帯として、切磋琢磨していきましょう。(笑)
さて、年収300万の我が家・・家を買う決断をするまで様々な悩みや不安がありました。
「年収300万でも家を買えるのかな・・」
「住宅ローンって通るのかな・・」
「そもそも年収300万で工務店やハウスメーカーに話を聞きに行くのは恥ずかしい・・」
引け目を感じてなかなか一歩が踏み出せませんでした。
で、その一歩を踏み出すキッカケとなったのが、実際に年収300万でも家を建てた人の話だったりします。
ということで、私の体験がそんな誰かのキッカケになれば!と思いまして、住宅ローンについてのお話をしていきたいと思います。
- 夫年齢:30歳
- 住宅ローン完済年齢:65歳
- 世帯年収:330万(手取りで280万)
- 勤続年数:3年
- 家族構成:夫婦2人
- その他借金、ローン:奨学金残り300万あり
- 頭金:300万
年収300万でも住宅ローンは組めます!
結論から言うと、年収300万でも住宅ローンは組めます。もちろん、年齢や職種、自己資金の有無などによって変わりますが・・。一般的なモデルケースの場合であれば問題ないのかな、と周りの人たちを見ていてそう感じます。
でも当然ですが『借りられる額(貸してくれる額)』と『自分たちが無理なく返せる額』は違いますよね。
では実際に年収300万の私たちが『借りられる額』はいくらなのか?『無理なく返せる額』ってどのくらいなのか?についてお話していきます。
年収300万の借りられる額
金融機関では、年収のレベルによって借入額の上限が設けられています。(年収300万はいくらまで貸せますよ~!年収400万はいくらまで貸せますよ~!という風に)
そして本題!年収300万で借りられる額ってどのくらいだと思いますか?
「1800万ぐらいかな・・2000万も借りられないよね・・」私はなんとなくのイメージでそう思っていましたが・・実は、想像以上に借りられるんです。(これが恐ろしいな~と感じたポイント)
以下表がフラット35、金利1.2%の場合で計算した借入可能額です。
年収 | 300 |
---|---|
金利(元利均等) | 1.2% |
返済期間 | 35年 |
返済負担率 | 30% |
借入可能額 | 2571万円 |
月返済額 | 7.5万円 |
どうでしょうか。年収300万でも約2500万円借りられるってすごくないですか?(金融機関や住宅ローンの種類によって借入可能額は異なります)
しかし!月々の返済額は7.5万円・・・現実的に考えるとこの額を毎月返済となると厳しいですよね。
年収300万の無理なく返せる額
「それじゃあ無理なく返せる額っていくらなの?」となるんですが・・これこそご家庭の環境によって様々ですので、一概には言えないのかな~と・・。赤の他人がどうこう言うよりも自身の家計状況から算出するのがいいのかなと思います。
一般的に言われているのは年収の5倍まで。ということは年収300万の場合は1500万までということになります。
ちなみに我が家の場合は借入額2000万で、月々53,000円の返済予定です。
住宅ローン、実際にいくらで通った?
そんな我が家が実際にいくらで通ったのか?と言いますと・・4つの金融機関に仮審査の申し込みをし、全て満額で通りました。
奨学金返済が300万も残っているのでかなり不安だったのですが。自動車ローンなどが無いこと、完済時の年齢が65歳であること、頭金を入れること、夫婦2人だということ等がプラスに働いてくれたのかな・・?と勝手に思っています。
額面で年収300万以上?それとも以下?
本当かどうかは定かではないのであくまでも参考程度にしておいて欲しいのですが、不動産屋の人にこう言われました。
「額面で年収300万以上なのか、以下なのかによって大きく変わる。」と。
というのも、住宅ローン申し込み時の年収記入欄には額面金額を書くことになります。
「うちは手取りで280万しかない・・」
「手取り年収だと300万以下になる・・」
そんな方でも、額面で300万以上あればまだ希望はあるのかなと思います。我が家は手取り年収約280万。額面では330万なので、「それならきっと大丈夫ですよ!」と不動産屋さんに言われました。
もちろん年齢や勤続年数、他ローンの有無などによって審査結果も変わるでしょうし一概には言えませんが・・。
おわりに
重要なのは住宅ローンに通るのか?ではなく、借入額をいくらにするのか?ですよね。どちらにせよ借入額を抑えるために頭金を準備しておくのが重要だと感じます。
ただ、年収が低ければ低いほどお金に対してシビアになるもので・・おそらく身の丈に合った家を購入する方が多いのではないかと思います。『無理なく返せる額』についてもきちんと計画的に考えているはずです。
年収が低いからこそ贅沢な暮らしは望まず慎ましく生活していけるのが、私たちです!(笑)不安もありますが、頑張りましょう!