旧宅の洗面台はアイカ工業のスタイリッシュカウンターでした。掃除がしやすく、見た目も好みでとても気に入っていました。
そして今回の家づくりでも、またアイカを選びました。採用したのはスマートサニタリーU(2022年11月追加のシリーズ)。
私たちは住宅設備に強いこだわりがなく、基本は“標準で十分”という考えなのですが、洗面台に関しては求める条件がいくつかありました。
「どうせなら今回は別の洗面台にしてみようかな」と探してみたものの、しっくり来るものがなく。最終的には「やっぱりアイカが理想だな」という結論に。
ただ、前の家でスタイリッシュカウンターを使っている中で「ここがこうだったらいいのに」という点がいくつかありました。今回はそれを踏まえて仕様を選んだので、その変化と感想をまとめます。
三面鏡は旧宅と同じ、ミラタップ(旧サンワカンパニー)のプレーンVミラーボックスです。
アイカ工業スタイリッシュカウンターからスマートサニタリーUへ

旧宅 → 新居の変更点
- 幅900 → 幅1200(ボウルを右寄せ)
- 棚板なし→棚板あり
- コンセント:右側の壁 → 正面下部に移動
- カウンター:モルタル風 → 木目(TJY 10274K)
1.幅を1200にしてボウルを右寄せ

旧宅では幅900でそこまで不便はないものの、ドライヤーやメイク時に「もう少しカウンターが広いと物が置きやすいな」と感じていました。
ボウルとの継ぎ目に段差がないので小物は900でも置けますが…今回は欲が出て1200に。
ボウルを片側に寄せたことで物を置けるスペースがしっかり確保されて、使い勝手が良くなりました。
2.棚板を追加

旧宅では洗濯洗剤やドライヤー、ヘアアイロンの置き場に悩んでいました。三面鏡の中に収納していたのですが、落下しそうになるのがプチストレスだったのです。
本当は引き出しがいちばん使いやすいけど、オープン棚の見た目が好きなのと、コストも考えて棚板にしました。
ただ、棚板の高さ指定をすっかり忘れており。取り出すときに結構かがまないといけなくて、若干使いづらい位置になってしまいました。
3.コンセントは正面付け

旧宅では右側の壁にコンセントがありましたが、体を横に向けて手もねじって…と向きに合わせて抜き差しするのがやや面倒で。
今回は鏡の下に正面付けにしてもらいました。この位置なら抜き差しがしやすく、ドライヤーやヘアアイロンのコードが洗面ボウルに入ることもないので嬉しいです。
4.カウンターを木目に

前の家はモルタル風でしたが、今回は木目に。TJY 10274Kを選びました。棚板も同じ柄です。
ちなみに、クッションフロアはサンゲツのHM-11087です。
かかった費用
標準の洗面化粧台との差額は +13万円。
三面鏡(55,000円)と合わせて合計:約18.5万円でした。
失敗ポイント

・三面鏡の高さを失敗→ 顔を洗う時、三面鏡下部に頭がぶつかる。
・棚板の高さが低すぎた→ かがんで物を出し入れするのが大変(本来はここに高さのあるものを置くつもりはなかったので、棚板とカウンター間の幅は狭めにしたかった)。
・ボウルが浅くて水ハネが気になる→ これは旧宅から感じていたことで、やっぱり浅い。ただ、要望が多かったようで 2025年7月からスマートサニタリーUにシームアンダー深型ボウルが追加されたとのこと。
失敗ポイントもありますが、木目にしたことでまた違った雰囲気になってとても気に入っています。
