こんにちは!ガネです!
「田舎に20坪の平屋を建てたい!」「予算は300万以内!」こんな条件で土地探しを始めた我が家・・。
そもそも予算300万で買える土地ってあるの?!20坪の平屋を建てる場合どのくらいの広さの土地を買えばいいのか見当もつかない!
そんな不安でいっぱいだった我が家が土地探しで苦労したことについてお話したいと思います!
予算300万の土地探しで苦労したことは?
- 市街化調整区域問題
- 上下水道問題(井戸水)
- 田舎故に広い土地が多い
- 土砂災害警戒区域問題
市街化調整区域問題
土地探しで一番苦労したのが市街化調整区域問題です。いや~もうね、田舎は市街化調整区域ばかり。建築自体が不可なんです。
私は密集している住宅街が苦手で、比較的周りが開けているような土地を探していました。でもこういう住宅街ではない土地って、大概は調整区域として指定されているんですよね。
良い土地があっても建築不可
「あ!この土地良いな~」と思っても、調整区域だから再建築不可。物件サイトを見ていてもそんな土地ばかり。建築が可能な住宅用地が見つからないという問題にぶち当たりました。
いやね、予算が700万・・せめて500万ぐらいあれば選択肢も広がっていたんですけどね。何せ我が家の予算は300万。(笑)それに加えて市街化調整区域という問題もあり、そもそも選べる土地の候補自体が少なかったです。
上下水道問題
二つ目に、上下水道問題。これに関しては正直全く頭にありませんでした。田舎故に、上下水道が通っていない宅地が多いのです。
「そんなん、引き込めばいいじゃん!」・・ 無知な私は軽く考えていました。が、引き込めばいいじゃんで済む話ではありませんでした。(笑)
引き込み工事には50~60万はかかってしまうのです・・。下水道が通っていなければ浄化槽の設置が必要になります。(浄化槽設置に関しては補助金を出してくれる自治体もあるようです)
田舎の安い土地を買っても、50万~100万円単位で工事費がかかってしまうというのは誤算・・というか、完全に自分の認識不足でした。
土地代+100万は想定していたほうが・・
結局我が家が選んだのは、下水道は通っているけど上水道が通っていないという土地。
「水道引き込みは50万ぐらいで出来るかな~」と呑気に考えていたのですが・・。なんと、水道の引き込み自体が不可能な地域だと分かりました。
「水道が引き込めないてどういうこっちゃー!もう家建てられへーん!」と、絶望感。(笑)結局、井戸水を使用することになりました。この辺一帯の地域の方々も井戸水を使用しているそうです。
そして肝心な井戸の掘削工事費用・・なんと、100万円です。撃沈、絶望。
【内訳明細】井戸堀り費用確定!60m掘ってかかったのは100万円!
安い土地を購入出来たとしても、100万単位で整備費用がかかることを想定しておいた方が良いかもしれません。
田舎故に土地が広い
土地の物件サイトを眺めていると、あることに気付きました。
土地価格500万:100坪
「高いな~」と思いながら予算外だからスルーしていたけど・・いや、これってよくよく考えると坪単価5万円。・・安いやん!(笑)
そう、田舎は土地が広いのです。たとえ坪単価が安くても、土地が広い分土地価格も高くなるので結果的に候補から外れてしまうのです。
我が家が理想とする50坪~60坪ぐらいの土地を見つけるのに苦労しました。「土地の広さがこの半分だったら買えるのにな~」と何度思ったことか・・。
土砂災害警戒区域問題
最後に、土砂災害警戒区域という問題。
「住宅街でない地域」「予算300万」という条件で探していると、どうしても山側の方に絞られてしまいます。このような地域は真裏が山の斜面であったり、山に囲まれたような場所にあることが多いのです。
土地価格が異様に安い理由も、土砂災害警戒区域に指定されているためでした。
おわり
安い土地を見て回っていると、「安い理由」が少しずつ分かってきます。安いのには安いなりの理由があるんだな~と・・そりゃあそうですよね。(笑)
ただ、400万ぐらいの土地になると少し質が上がる?というか、良い土地が増える印象でした。もし予算オーバーであったとしても、不動産屋さんに値下げ交渉をしてもらうのも手なのかなと思います。
ちなみに私が今でも心残りなのが一番ときめいた380万の土地だったのですが・・その日のうちに買付けが入ってしまい、間に合いませんでした。
安い土地を買えても余裕を持った資金計画を!
もちろん田舎は田舎でも、その地方ならではの特徴があるでしょうし全ての場所に当てはまるわけではありません。
ただ、田舎の土地ならではの問題で想定外の費用がかかることを頭の片隅に入れておいたら、ショックも少なかったかな~と今更ながら思います。(笑)