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30歳で田舎暮らしを始める理由。不便って悪いこと?

暮らし

こんにちは!ガネです!現在、田舎に平屋を建築中です。

先日、知り合いからこんなことを言われました。
「まだまだ若いのにそんな田舎に行って引きこもって勿体ないよ」と。

そんな風に見られているんだなぁ・・と、気にしいな私としてはちょっぴり落ち込みました。(笑)でも確かにそう見えるよなぁ、その気持ちも分かるなぁ。

夫も会社の人から言われるそうです。
「そんな田舎に行ってどうするの?!不便すぎるでしょ!」と。

そうなんです。不便なんです。(笑)最寄り駅は徒歩1時間、もちろん無人駅。バスも1時間に1本あるかないかぐらい。ええ、間違いなく不便です。

30歳で田舎暮らしを始める理由。不便って悪いこと?

ただ、ひとつ言えることは「不便が嫌な人もいれば、不便が好きな人もいる」ということ。

私は別に不便が好きなわけではないのですが(笑)、不便を苦痛に感じることはないんです。おそらくこれは田舎暮らしを好む人には共通して言える部分なのではないかな~。

「不便」って聞くと一見マイナスなイメージがありますが、私は必ずしもそれが悪いことだとは思いません。

便利に慣れる=生活水準が上がる

高機能な家電や設備、生活の不便を解消してくれるアイテムは確かに便利なものです。時間を節約することで得られるモノ・コトは多いです。忙しい人にとって、時間をお金で買うことは当然のことだと思います。

だけど、それに慣れすぎてしまうと怖い。

便利なモノに慣れすぎると知らず知らずのうちに生活水準も上がっていきます。生活水準が上がるとどうなるか・・

心が辛くなります。

欲望に歯止めが効かなくなります。

幸せを感じる基準が上がってしまいます。心が満たされなくなるんです。

そして、一度上がってしまった生活水準を下げていくのはとても苦しく、難しいこと。最低限のもので止めておかないと、後戻りできない状態になってしまいます。

不便に慣れる=生活水準を一定に保てる

反対に、不便な生活に慣れている生活水準を一定に保つことができます。生活水準を一定に保つということは、幸せの基準が変わりません。心が安定し、小さなことでも幸せや喜びを感じられます。

無駄な欲望がない人って、本当に心が穏やかだと思うんです。

私はそういう人でありたいな~。

・・とはいえ、不便すぎてもフラストレーションが溜まります。(笑)

人それぞれ「ここまでは許せる」という許容範囲があるはずです。不便でもいいこと、嫌なこと、そこを線引きして取捨選択していくことが大切ですね。

おわりに

我が家が建築中の新居も賃貸アパート時代の生活水準から上げすぎないように意識しています。

食洗器も付けないし、床暖ももちろん無し、浴室乾燥機も無し、ほっからり床も無し!まぁ、付けられるような金銭的余裕が無いからそれ以前の問題なのですが。(笑)

不便なことは悪いことばかりではありません。あえて不便を楽しむことで心が豊かになることもあるのではないかなーと感じます。

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